大人の水疱瘡、高熱と水疱に苦しむ５日間が過ぎました。
重症と言えど、幸いにして、入院することはなく。
この水疱が出まくる期間を過ぎれば、嘘のように熱も出なくなり、発症した水疱もへこみ治っていきます。
喉にできていたであろう水疱もなくなったので喉の痛みもとれ、通常食も食べれるようになりました。
水疱瘡それ自体は、ウイルスが出ていき体の中で抗体ができれば完治し、体も元気になりますが、問題は、体中に水疱瘡ウイルスが猛威を振るい駆け巡った痕跡！！を残していくと言うこと。
子供の肌は1週間ほどで、ほとんどきれいに戻ります。稀に、掻いてしまい水疱を潰してしまって、跡がお肌に残ることはありますが、大人ほどではありません。
大人の場合は、水疱まで成長せず赤くポツっとできただけの発疹や水疱でも小さいものであれば、1週間や10日で治っていきます。
しかし、直径数mmくらいの水疱の跡は、完治するまで数カ月かかる上、水疱瘡のウイルスで皮膚の深いところまでダメージを受けていると、ニキビ跡よりもひどい大きなクレーター跡やシミになって完治するという、女子にとっては最悪ショックな状態になってしまう場合があります。
私の場合も水疱は大小問わず、顔にもガッツリ発症したので、熱にうなされながらも、どうか肌に穴が開かない様に...とそのことだけが気がかりで、塗り薬のカチリを信じてせっせと顔や体に塗っていました。
カチリは痒みを防いでくれます。
かゆみ対策をしたし掻かなかったからお肌は100%大丈夫！かといえば、大丈夫ではないです。
結局、掻かなくてもニキビ以上に大きなクレーター跡に残ってしまう水疱瘡はあります。
私は、この水疱瘡のクレーター跡をなんとかしたい！と奮闘。
そこで、今回は水疱瘡発症～2か月の期間に私がしたお肌のケア方法や注意点をまとめてみました。
写真は、発症時直後のものは残念ながら、ショック過ぎて撮影していません。
今回は水疱瘡発症後1か月後の写真を掲載しています。
この記事が、大人になってから水疱瘡になって、お肌の悩みを持っている方のお役に立つ情報になれば幸いです。
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大人の水疱瘡を発症した私のお肌ケア
水疱瘡の恐ろしさには、”肌に穴をあける”ことですよね。
しかも大人、しかも若い年代でなく、アラフォーアラフィー世代が水疱瘡にかかってしまうと、ただでさえお肌の老化を感じ、エイジングケアが気になる世代なのに、その悩みとともに水疱瘡でできたクレーター跡やシミについてまで悩むことになってしまいます。
水疱瘡は伝染病である以上、防ぎようがないこともありますが、お肌の悩みはできるだけ防ぎたいですよね。
水疱瘡発症時のかゆみ対策
水疱瘡でできるクレーター跡は、発症中の水疱が破れ皮膚が傷いて、跡が残ります。
跡が残らないように、十分気をつけたいです。
水疱瘡は痒いと言いますが、実際私はあまり感じませんでした。
おそらくこれは、カチリの効果だったと思っています。
私はとにかく顔や体中のブツブツ・ボコボコの水疱が気になっていたので、小まめにカチリを塗っていました。
熱を持った体にひんやりした感触のカチリがつかの間の心地よさとなっていました。
膿が混ざった醜い水疱を見たくなかったので、カチリで隠れることがメンタル的にも落ち着けました。
クリーム状の塗り薬の性質上、すぐに乾かないので、しばし待たねばなりませんが。
カチリは乾くとペリっと剥がれるくらいになります。
夜間のかゆみ対策としては、病院の先生のアドバイス通り、就眠時はコットンの手袋をはめて、寝ていました。
ですので、掻いた記憶も掻いた形跡もなかったので、この対策は成功でしたね。
ちなみに、コットン手袋はダイソー購入です。
カチリの記事はこちら
水疱瘡発症中のお肌のスキンケア
発熱とともに発疹や水疱が出てきて、顔や体中がボコボコになっていきます。
この魔の5日間は、病院の先生からは「洗顔はしてもよいけど、水洗いでね。」との注意事項を言い渡されますので、素直に従いましょうね。
そしてもちろん、化粧品は全て使用禁止です。化粧水だけでもだめです。
塗り薬のカチリは、ぬるま湯や水で洗い流せますので、石鹸を使う必要はありません。
水疱瘡完治1週間後～1カ月のお肌ケア
魔の5日間が過ぎれば、水疱はカチリのおかげで、グジュグジュした状態がかさぶたに変わっていくので、ボコボコだったお肌も平らになっていきます。
ちなみに、水疱がかさぶたになりますが、かさぶたの時点ではまだ完治してはいませんので、かさぶたを無理にはがしたりすると跡が残る可能性があるので、剥がさないで！
この時期にまだ赤黒い水疱瘡の跡や月面上と同じようなクレーター跡はしっかり残ります。
しかし、お肌のスキンケアはできるようになってきます。
私は、完治後2週間くらいまでの洗顔は、洗顔料は使わずに水洗いだけにしました。
外出時は、紫外線防止と顔に残った赤黒い無数の斑点を見られたくないのもありマスク着用でした。
マスクは、1カ月半くらいですかね、着用してました。
スキンケアについては、化粧水は、お肌にできた大小クレーター跡にはつけず、その他のお肌の場所と赤黒くなってはいるがクレーターになっていないシミには付けていました。
乳液や保湿クリームについても、顔全体のお肌の状態もあまりよくなかったので、この時期はまだ使いませんでした。
ただ、乾燥が気になるという時だけ、部分的に美容液やクリームを使っていました。
この化粧品はビーグレンという化粧品ブランドのもので、CセラムとQuSomeホワイトクリーム1.9 というものでした。（当時とパッケージデザインがやや変わりました）
水疱瘡にかかって顔にクレーター跡やシミができてしまったと悩んでいた私に、
友人が勧めてくれた化粧品でした。
使ってみると、私のお肌と相性が合ったようで、1ヶ月2ヶ月と続けるうちに、お肌がどんどん元気になっていくのを実感しました。
このビーグレン 
については、また詳しく別の機会にご紹介させていただきますが、
友人がなぜ私に勧めてくれたかというと、
クレーター跡の肌には元気が必要だからビタミンCが入っているものがいいよ
⇒ Cセラム 
できたばかりのシミはハイドロキノンで早めにケアすれば残らないはずだよ
この時の私の悩みにぴったりだったので友達の助言にすがりつき、お肌の様子をみながら部分的にビーグレンの化粧品を使い始めました。
本格的に顔全体に使用し始めたのは、水疱瘡発症後2カ月を過ぎてからで、顔全体にメイクを始めたのも、このくらいの時期からでした。
水疱瘡発症中の水疱の貼り薬について
水疱瘡で通院していた病院が内科・皮膚科だったので、お肌の相談もしていました。
形成外科だとか美容整形に行ったほうがよいのかと。
その時、病院の先生はこう言われ、貼り薬を処方してくれたのですが。
「まだ今お肌には跡が残っていますが、時間がかかっても治っていきます。
だから、お肌の状態が安定するまでは、まずは3カ月お肌の状態を見てから、決めた方が良いです。
その時にどうしても気になるようなら、紹介状も書きますから。
ただ気になると思うので、貼り薬があるのでお出ししますね。
ただし、この貼り薬は傷ついた肌を治す薬で、水疱瘡のクレーター跡を埋めるような薬ではないので、効果があるかわかりませんが、使ってみますか？
小さく切って、水疱瘡の跡の上に貼って下さい。
お薬がついてますので一度貼ったら、数日は剥がしたりしないで下さいね。」
と処方された貼り薬は、絆創膏のように肌色のシートで、貼る側に傷口を治す薬が混ぜられているものでした。
傷が早く治るならと、私は明らかにクレーターになっていた水疱瘡跡の上に、この貼り薬を顔の4か所貼りました。
（この貼り薬の名前はわかりません。ごめんなさい。）
結果、クレーター跡が埋まった個所とクレーター跡として残ってしまった個所がありました。病院の先生がおっしゃっていた通り、効果としては100%ではありませんでした。
正直今思えば、使わなかった方が良かったとは言いませんが、他の誰かにはおススメはしません。
というのは、お肌の自然治癒力を甘くみてはいけません。
薬を使わずともお肌をしっかり治してくれます。
ただし、お肌の再生にも限界があって、皮膚に跡が残るような傷というのは、お肌の深い部分にまで傷が達した場合は、傷跡が残ります。
これは、お肌は、表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっていて、真皮の半分以下から皮下組織にまで傷が達すると、皮膚表面に傷が残るというメカニズムです。
水疱瘡のクレーター跡というのは、ウイルスによって皮膚がダメージを受けます。
その中で、真皮の半分以下から皮下組織までダメージが及んだ皮膚には、水疱瘡跡が残ってしまう場合があるのです。
ちょっと話がそれましたが、
処方してもらった貼り薬は、傷口を治し肌の再生を早めてくれるものでしたが、
私のクレーター跡は、真皮の半分以下まで水疱瘡ウイルスでダメージを受けていた個所だったので、結局跡が残ってしまったということになります。
ですが、やはりお肌の状態が安定するまでは、その力を高めるケアをした方がお肌には良いんじゃないかと思いました。
それは、私の顔全体は、着実に修復されていましたので。
そうは言ってもその時の私は、顔に出来た水疱瘡のクレーター跡を治したく、
化粧品を使ようになった2か月頃に、今度は別のニキビ跡や水疱瘡跡の治療専門の美容整形外科に相談をしてみました。
しかし、その時の回答もやはり皮膚科の先生の回答と同じでした。
「お肌の状態が落ちついて安定するまでには３カ月～５カ月かかります。
その期間にお肌に治療をすることはできません。
ですから、半年程たった頃に、もう一度相談してください。」
というものでした。
これで外科系の治療法はムリなんだと諦め、しばらくは友達に教えてもらったビーグレン でお肌のケアをしようと決めたのでした。
水疱瘡でできたクレーター跡を治療したければ最低5か月後
大人になって水疱瘡になった場合の大事な点！ここです。
水疱瘡を発症～3カ月程は、仮に赤みの発疹の跡が残っていたり、大きな水疱瘡のクレーター跡が残ります。
焦らず、通常のお肌のケアをして、お肌の再生力を上げるケアをしましょう。
お肌には、ターンオーバーという肌を新しくしてくれるサイクルがあります。
お肌に負担をかけずに、このお肌の機能を高めるスキンケアをすれば、大掛かりな治療はしなくてもお肌は元に戻ります。
私は、3カ月頃までは焦って早く肌を元に戻したいと思っていました。
ですが、時が経つとともに、皮膚が回復していき、仮に跡が残っても、水疱瘡にかかった時の発疹や水疱の跡よりも、確実に治ります。
それに、回復している肌を見て、このぐらいならわざわざ治療しなくてもいいっか！
といい意味で諦めることができました 笑
だから、急いで美容整形とかしなくても良かったと思っています。
あ、でもこれは、あくまで私個人の意見ですのでご参考までに。
個人差もあるかと思うので、どうーしてもという方は、病院への相談をお勧めします。
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大人の水疱瘡を発症した私のお顔～1カ月後と現在～
お見苦しいですが、写真掲載します。年もとっていてすみませんが、人の肌ってこれだけ治るんですよ。だから、水疱瘡で肌にクレーターができたからと言って焦らないで下さいね。
向かって左側の写真が水疱瘡発症後1カ月。
ぼちぼち治っていますが、額の大きなクレーター跡見えますか？
かなり深いクレーターでした。
当時は、髪の毛で隠せるからと自分を納得させていたましたね～。
向かって右側。現在直近の写真です。赤かったシミはきれいに治りました。
額の大きなクレーターはこんな風に新しい皮膚もできて、回復。
新しい皮膚ってほんと白いんだなと。わりと色白と言われますが、それでも長年の紫外線を浴びて、顔の肌は変色しているんですよね。
結局、平面に見えますが、ほんのすこーし凹んで跡が残ってしまいました。
ただ、水疱瘡中の深くえぐれたクレーター跡のことを思えば、もう凹んだままなんだと諦めていた肌が、凹みもほぼ改善し、赤黒かった肌色も白く治ったことに納得。
美容整形にも行かず、現在もこれで生活しています。
他にどのような跡が残っているのかは、また別の機会にお見せしますね。
私が大人の水疱瘡を経験し、今お肌に悩んでいらっしゃる方にお伝えしたいのは、
もし、美容整形や形成外科などにかかってどうしても水疱瘡でできたクレーター跡やシミを治したい場合は、5カ月までは待って。
大人の水疱瘡ピーク時症状の記事はこちら
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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