先生の言うとおり、診察に行った日の夜から5日間、熱と水疱瘡の症状に寝込んだ。
昼間は37度ちょっとの微熱なので、比較的元気なのに。
うって変わって夜になって寝る頃になると、熱はどんどん上がり出し、39度以上に。ピークは39度8分。
ほんと、入院した方がいいんじゃないかぐらいの発熱ぶりだった。
高熱が続き、疱疹もどんどんひどくなると同時に顔にも体にも新しい水疱がどんどんできてくる。
既に発症していた発疹は、見るも無残にどんどんボコボコと膨れ上がり水疱になっていく。水疱は身体の外側だけでなく、喉にもできていたようで、唾を飲み込むことさえも痛かった。
だから、食欲もなかったが、お薬を飲むためにおかゆとかゼリーとかのど越しのよいものを食べていた。
熱が上がる夜は、起きあがることもつらかったが、顔や体中にできた疱疹がつぶれるんじゃないかと気になって、寝返りをうつのも気になっていた。
そして、先生のアドバイス通り寝る時は両手に手袋をして、肌には触っちゃだめと自分に言い聞かせて眠りについていた。
このおかげか、バリバリ掻いた形跡はなかった。
手袋は、ダイソーで綿100%ものを母に頼んで買ってきてもらっていた。
水疱瘡、ホントに怖かった。
私の場合は、水疱が大きく膨らむにつれて、膿が混ざり、水疱が透明でなくなり、ニキビのおおきいヤツが膿んだようになっていたので、見ると汚らしかった。
顔も体も全部。普通の透明の水疱はほとんどなく。
この体中にできた無数の水疱瘡に、病院で処方されたカチリをこまめに塗った。
顔と体中にできた疱疹、1つ1つを麺棒で塗りつぶしていった。
背中は母に塗ってもらった。
これで治るの?ホントに治るの?と黄色く汚く膨れた疱疹に何度もカチリを塗って、
時々泣きながら母に八つ当たりしてた。
どうしようもないんだけど、
これが水疱瘡なんだってボコボコの肌になった顔を鏡で見たくなかった。
カチリを塗ると、醜くて汚い疱疹を見なくて済むし、これで治るんだと思い込ませて、丁寧に塗った。
ホントに汚い顔で、鏡に映る自分の顔を見るのが怖くて。
このまま治らないんじゃないかって不安にもかられた。
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発症診察後~3日目。
本格化した水疱瘡を見せに、病院へ診察に行く。
水疱瘡って伝染病だから、他の患者さんと一緒に待合室では待たせたもらえず。
私だけ診察室の奥で待たされた。
この隔離感、なんとも言えない気持ち。。。
先生「どうですか?顔とお腹見せて下さーい。」
私恐る恐るマスクをとって
私「こんなにひどくなりました。先生、水疱瘡でできた肌のクレーターって
ちゃんと治りますか?どうしたらいいですか?」
マスクを外した私の顔をみた先生の第一声。
先生「まぁ~、咲きましたね。ちょっとヒドイくなったね。
大人になって水疱瘡になると、どうしても重症化するからね。
膿が混ざってくることもありますね。
帯状疱疹になると大変だけど、あなたのはヒドイけど水疱瘡だから。
でも、もうピークは今日明日だから、全部出切ってしまえば治っていきますから。
お肌のこと気になるのはよくわかりますけど、お肌には自然治癒力があるから、
水疱瘡が完治して、お肌の状態が安定した時に、クレーターが治っていなければその時考えましょう。
今はどちらにしても、お肌を触れる時期ではないので。
同じお薬をあと3日分出しておきますから。
お薬がなくなったら、また来てくださいね。
はい、お大事に。」
4日目
4日目も3日目に続き、変わらない症状。
5日目
この辺りを境に熱は下がり始め、新しい水疱も出てこなくなった。
最初に出来ていた水疱が順次、へこんで赤黒くなり、治り始めた。
最終的に疱疹がでた個所は、頭、顔、首、胴体(前身と背中)、足の付け根付近の太ももに少し。それ以外の足には発症せず。後身は、腰辺りまでで止まっていたよう。
これは、病院にいって薬を飲み始めたことで、新たな個所の発症を抑えれらたようだった。
水疱瘡の跡がカサぶたになってという記述を見ますが、
私の場合、カサぶたになってたのかな?という印象。
カチリは、ジュクジュクの水疱瘡を乾燥して、治してくれます。
私はこのカチリをマメに塗っていたので、水疱瘡の患部のカサぶたがカチリとともに剥がれていたのではないかと思っている。
あまりにひどくて写真撮影をしていない。撮影しとけばよかった。
といっても、そんな気持ちの余裕がない、水疱瘡地獄の5日間だった。
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